基礎科

芸大・美大を目指す高校1、2年生のための基礎実技コースです。

高校でのスジュールに合わせて選択できるよう3クラスが設けられています。A、Bクラスは週3日で計9時間の実技を行います。遠方通学者を主な対象に設けられているCクラスは土曜日1日のみで6時間の実技を行います。「対象を冷静に観察し、客観的に表現する」といったデッサンの基礎をカリキュラムの中心とし、主に「石膏デッサン」「静物デッサン」を反復学習して行きます。また随時、色を使用する「色彩構成」や立体的な造形力を養う「塑像」、発想力の柔軟性を鍛える「アニメーション実習」等、将来的な大学受験に備える課題も取り入れ　総合的な造形力を涵養して行きます。

「単純に絵を描いたり、ものを作ったり、物語を空想したり…が好き。」入り口はひとそれぞれだと思います。それがより具体性を持ち、将来の職業まで結びつかせるために、まずは造形の基礎である「デッサン」を通じて本格的な美術の世界をかいま見せて行く、そんな「基礎科」でありたいと考えます。